3つの地代

借地権評価にかかわる地代には、相当の地代、通常の地代、実際の地代の3つがあります。

相当の地代

(A) = 自用地価額の過去3年間の平均額 × 6%

通常の地代

(B)= 課税時期以前3年間の自用地相続税評価額の平均額 ×(1-借地権割合)×6%

(例)京都市中京区中島町のケース: 繁華街地区 2,640B 借地権割合 80%

通常の地代(B) = 2,640(路線価) × 地積 ×(1-80%)× 6%

借地権の価額は、3つの地代の大小関係によって次のように分けられます。

借地権の価額:相当の地代 ≤ 実際の地代 の時

借地権の価額=0(ゼロ)

借地権の価額:相当の地代>実際の地代>通常の地代 の時

相当の地代:A、通常の地代:B、実際の地代:C とすると、借地権の価額は、

借地権の価額:実際の地代 ≤ 通常の地代 の時

借地権価額 = 自用地価額 × 借地権割合

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